研修医のための外科の診かた、動きかた〜写真と症例でイメージできる診察から基本手技・手術、全身管理オンラインブックダウンロード
研修医のための外科の診かた、動きかた〜写真と症例でイメージできる診察から基本手技・手術、全身管理
本, 山岸 文範
によって 山岸 文範
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内容紹介 「何を診て」「どう動くか」がよくわかる外科研修の必携書! 身体所見からの全身評価,腹痛の診断方法や縫合・止血などの基本手技, 他科でも役立つ周術期管理の知識まで.豊富な症例を参考に学べます! 【目次】第1章 術前の診察から手術室まで1.腹部診察の基本2.視診3.聴診,打診4.触診5.腹痛6.術前に把握すべき身体所見とは何か?7.手術前後の仕事 ~患者さんが入院してきたら8.外科の輸液9.ERAS第2章 手術で役立つ手技の基本1.基本中のキホン~糸結び2.縫合3.開腹4.閉腹5.創傷処置6.手術に使う基本的な道具7.止血法第3章 知っておきたい外科疾患と外科手術1.手術室に入る作法2.鼠径ヘルニアと根治術3.虫垂炎と虫垂切除術4.気管切開5.胆嚢炎と胆嚢摘出術6.幽門輪温存膵頭十二指腸切除(PpPD)7.肝がんと肝切除8.痔核9.腸閉塞10.腹腔穿刺11.悪性腫瘍の生存率,stage12.化学療法について第4章 全身管理で勉強しようA.循環器B.呼吸器C.腎機能障害D.血液E.神経・精神関係F.発熱・感染コントロールG.糖尿病,肝機能障害,その他
研修医のための外科の診かた、動きかた〜写真と症例でイメージできる診察から基本手技・手術、全身管理を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
こういうマニュアルがほしかった。はじめにの項目で外科を将来選ばない人にこそ読んでもらいたい旨が書いてあるがまさにその通りの内容だと思う。当方もそういう非外科な人の一人だが、だからこそあえて外科を長めに選択した。研修中に最低限抑えるべきことがまとまっているが、あくまでも必修であり、これを満たさない研修では外科を回っている意味がない、というレベルのことが書いてある。基本的すぎて、研修医よりむしろ学生のポリクリの手引きに近いかもしれない。この本を読みながら研修するのではなく、始まる前に通読して、トピックスをおさえて別の教材で掘り下げながら研修するというのがふさわしいかもしれない。そういう意味では深く学びたい人向けの参考文献もつけて欲しかった。掲載している手術も少ない。外科を志望しない研修医が携わるべき手術、という視点はありがたいが、特に鼠径ヘルニアは他の方法も載せて欲しかった。値段からは不相応と言わざるを得ず、不満な点も多いが新しく学び得たこともあり、決して無駄にはならない。
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