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銅鐸

, 藤森 栄一

によって 藤森 栄一
4.6 5つ星のうち 1 人の読者
ファイルサイズ : 20.06 MB
内容(「BOOK」データベースより) 日本だけにあり、しかも古代史上最大の謎である銅鐸とは何か?銅鐸は鳴らすのか?見るのか?なぜ埋められ消滅したか?諏訪大社の神宝「鉄鐸」とは?銅鐸の謎に注ぐ夢と情熱の名著!!毎日出版文化賞受賞。 内容(「MARC」データベースより) 銅鐸は、鳴らすものなのか、見るものなのか。何故埋められ、消滅したのか。日本だけにあり、しかも古代史最大の謎である銅鐸に、夢と情熱をもって挑む。
ファイル名 : 銅鐸.pdf
以下は、銅鐸に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
著者の藤森氏は諏訪で生まれた考古学者。縄文時代農耕説などの革新的な学説を半世紀前から唱えていた人である。氏は諏訪地方での古来の祭祀を研究している内に諏訪大社で使用された鉄鐸と銅鐸の類似性に気がつく。古来の祖霊祭祀から中央集権国家に移る狭間に漂う銅鐸の意外な使用方法。個人的に一番興味を持ったのは大型銅鐸を作るのにはかなりの金属が必要でありそれを調達する(大陸から輸入)にはかなりの経済力&技術力が必要である事。これだけでもかなり邪馬台国のヒントがあるのではないだろうか?古墳時代末期まで独自の文化圏を保った諏訪と邪馬台国文化圏の関係。古い騎馬民族論もこの本では出てくるがそれ自体この本の価値を減ずるものではない。そればかりか縄文時代より脈々と続いた自然信仰に焦点をあてた労作。自分の研究が後の世の古代史研究に踏み台になると確信していた学者の本である。埋もれさせておくには勿体無い、是非再版を希望する。

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