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在日二世の記憶 (集英社新書)

, 小熊 英二

によって 小熊 英二
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メディア掲載レビューほか 在日二世の記憶 [編]小熊英二、高賛侑、高秀美 ウェブ上で連載されていた在日二世へのインタビューの書籍化。元プロ野球選手の張本勲氏をはじめ、各界で活躍する在日二世50人の生い立ちから就職、結婚まで丁寧な聞き取りを行っている。 ある男性は、道ですれ違った母を友人に「近所のおばちゃん」と偽った経験を語る。母の容姿から朝鮮人だと知られるのを恐れてのことだった。大好きな母なのに、と自分がみじめだったという。またある女性は成績もよく学校の先生になるのが夢だったが、担任から「あんたらはあかんこと、知らんの?」と言われ絶望する。国籍条項があり、自分には頑張ることさえ許されていないと感じたという。 本書からは「在日」という大きな括りでは見えにくい個々人の葛藤や苦しみが伝わってくる。差別の根深さに胸が痛む。評者:石原さくら(週刊朝日 掲載) 内容紹介 もうひとつの「戦後」の物語13年にわたるプロジェクトが、ついに完結!「在日二世」50人の圧巻のオーラル・ヒストリー「一世」以上に劇的な運命と、アイデンティティをめぐる困難な問いに翻弄された「二世」たちは、「戦後/解放後」の時空を、各分野のパイオニアとして、逞しく生き抜いてきた。三〇〇〇本以上のヒットを量産した天才打者、哲学者、実業家、医師、社会運動家、ミュージシャン、僧侶、伝統工芸職人、格闘家、劇団員、マジシャン、映画人ー。「在日コリアンの声を記録する会」がまとめ上げた五〇人のライフ・ヒストリーは、いずれも深い感動を呼び起こす。足掛け一三年にわたって完成した、近現代史の第一級史料。もくじはこちらから[著者情報]小熊英二(おぐま えいじ)一九六二年生まれ。歴史社会学者。慶應義塾大学教授。『〈民主〉と〈愛国〉』『1968』『社会を変えるには』『生きて帰ってきた男』等。髙賛侑(コウ チャニュウ)一九四七年生まれ。ノンフィクション作家。『アメリカ・コリアタウン』『統一コリアのチャンピオン』『ルポ 在日外国人』等。髙秀美(コウ スミ)一九五四年生まれ。ライター・編集者。在日朝鮮人の記録を残す仕事に携わる。「海峡」同人。共著に『韓国併合一〇〇年の現在』がある。 商品の説明をすべて表示する
以下は、在日二世の記憶 (集英社新書)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
在日の方々の世代による考え方の違いなどが分かって興味深い内容でした。

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