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すごい詩人の物語: 山之口貘詩文集 人生をたどるアンソロジー

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によって 山之口 貘
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内容紹介 山之口貘(1903-1963)。近代・現代を代表する沖縄生まれの詩人。人は、放浪詩人、貧乏詩人、風刺詩人、宇宙詩人、そして、精神の貴族……と呼んだ。 本書は、生涯に198篇しか残さなかった寡作の詩人の作品から135篇を選び、その人生をたどるようにして、5章からなるアンソロジーを編みました。類書と比べ詩の収録数が多いことに加え、一篇一篇の詩を丁寧に扱った美しいレイアウトも特長です。詩論「詩とはなにか」をはじめ、詩の生まれた背景が独自の文体で描かれた自伝的小説3篇が収録されているのも、本書ならではの特典。 内容(「BOOK」データベースより) 山之口貘(1903‐1963)。近代・現代を代表する沖縄生まれの詩人。貧乏のどん底で詩を書き続け、40年余りの詩人人生で198篇の作品しか残さなかった。貘の詩は、ほとんどが自身の生活をうたったものであり、それらは、住所不定の放浪生活を送っていた独身時代の前期と、妻子を背負っての新たな貧乏物語をうたった後期の作品とに大きく分けることができる。本書はこの点に着目して、198篇から135篇を選び、「住所不定」「結婚と暮らし」「故郷沖縄」「戦争風刺」「歌になった詩」の5章からなるアンソロジーとした。「住所不定」は前期の、「結婚と暮らし」は後期の作品で、本書の骨格をなすもの。続く「故郷沖縄」は、戦後の故郷の痛みに思いを馳せた作品であり、「戦争風刺」は、風刺詩人とも言われた貘の“それとは分からない”戦争への痛烈な批評を集めたもの、「歌になった詩」は、フォークシンガー・高田渡が中心となり、1988年にトリビュート・アルバムとして出したCD「詩人・山之口貘を歌う」に収録された作品である。既存の貘のアンソロジーと比べて詩の収録数が多いことに加え、一篇一篇の詩を丁寧に扱った美しいレイアウトも特長。詩論「詩とはなにか」、代表作である「鼻のある結論」「畳」などの詩が生まれた背景が描かれた自伝的小説3篇が収録されているのも、本書ならではの特典。 著者について 山之口貘(やまのくち ばく) 1903年~1963年。沖縄生まれの詩人。1938年、第1詩集『思辨の苑』。1940年、第2詩集『山之口貘詩集』。1958年、『定本 山之口貘詩集』で第2回高村光太郎賞受賞。1963年、59歳で永眠。死の直前、詩業に対し沖縄タイムス賞が授与される。1964年、遺稿詩集『鮪に鰯』刊行。1975(~1976)年、『山之口貘全集』(全4巻)刊行、近年では、2013年に『新編 山之口貘全集』が刊行されている。 続きを見る
以下は、すごい詩人の物語: 山之口貘詩文集 人生をたどるアンソロジーに関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
詩がジャンル別に分類されていたり、エッセイや年表も付いていたりと貘さんファンにはお薦めの一冊でした。

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