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奇跡の船「宗谷」 [新装版]
本, 桜林 美佐
によって 桜林 美佐
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内容紹介 木村拓哉主演のTVドラマ「南極大陸」--そのもうひとつの主人公南極観測船「宗谷」の知られざる奇跡のドラマ! 日本初の南極観測船として知られる「宗谷」。だがそれ以前の「宗谷」について知る人は少ない。耐氷型貨物船として建造され、海軍特務艦となった「宗谷」は、幾多の戦火を潜り抜け、戦後は引揚船として多くの同胞を帰還させた。その後、灯台補給船として全国を巡り、六回の南極観測にも従事。最後は巡視船として北の海の守りにつく。昭和という時代をひたすら働き続けた「宗谷」の生涯を乗組員や関係者の証言をもとに綴った著者初のノンフィクション! 内容(「BOOK」データベースより) 日本初の南極観測船として知られる「宗谷」。だがそれ以前の「宗谷」について知る人は少ない。耐氷型貨物船として建造され、海軍特務艦となった「宗谷」は、幾多の戦火を潜り抜け、戦後は引揚船として多くの同胞を帰還させた。その後、灯台補給船として全国を巡り、六回の南極観測にも従事。最後は巡視船として北の海の守りにつく。昭和という時代をひたすら働き続けた「宗谷」の生涯を、乗組員や関係者の証言をもとに綴った感動のノンフィクション。 著者について 桜林美佐(さくらばやし・みさ) 昭和45年、東京都生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒。フリーアナウンサー、ディレクターとしてテレビ番組を制作後、ジャーナリストに。防衛・安全保障問題を取材・執筆。防衛省「防衛生産・技術基盤研究会」委員。著書に「奇跡の船『宗谷』」「海をひらく-知られざる掃海部隊」「誰も語らなかった防衛産業」(並木書房)、「終わらないラブレター-祖父母たちが語る『もうひとつの戦争体験』」(PHP研究所)、「日本に自衛隊がいてよかった-自衛隊の東日本大震災」(産経新聞出版)。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 桜林/美佐 昭和45年、東京生まれ。日本大学芸術学部卒。フリーアナウンサー、ディレクターとしてテレビ番組を制作後、ジャーナリストに。防衛・安全保障問題を取材・執筆。防衛省「防衛生産・技術基盤研究会」委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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南極観測船として有名な[宗谷」ですが、それだけにとどめておくにはあまりにももったいない人生をこの船は歩んでいます。進水以来測量船、輸送船、引き揚げ船、灯台補給線、南極観測船、海難救助船と40年に渡り、活躍し、現在博物館としてその姿を留めている、と聞くだけでこの船が極めて幸運で、多くの人に愛された船だと分かります。特にまったく能力的には劣った頑丈さだけが取り柄の「宗谷」が激しい空襲や潜水艦の攻撃から一隻だけ無事だったことは有名な駆逐艦[雪風」に匹敵する幸運だと思います。本書は極めてコンパクトに纏められており非常に読みやすいですが、「宗谷」の役割が変わるたびにそこに関わった人々の人生を紹介しており、内容的には各章で一冊ずつ本が書けるほどの充実ぶりです。特に印象に残ったのが「宗谷」生みの親、川南豊作の物語です。彼の戦前戦後を通した滅私奉公の精神があったからこそ、「宗谷」のような愚直にあらゆる任務をこなす船が生まれたのだと思います。
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