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誰とでも10分以上会話が続く本 (ベスト新書)

, 植西 聰

によって 植西 聰
4.6 5つ星のうち 1 人の読者
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内容紹介話がはずむと、自然にあなたの周りに人が集まるようになります。本書では、どんな人とも話が止まらない80の秘訣をお伝えします。<話が途切れても話題に困らない!>・その場所について話す・とにかく相手をほめる<会話が思わずはずむ!>・ 自分の弱みを見せる・否定せずに質問する<こんなしぐさで好印象!>・携帯には出ない・身振り手振りを大きく<相手を黙らせるNG会話>・話に割り込む・重すぎる話題を選ぶ内容(「BOOK」データベースより)「会話が続かない」人のために、最低でも10分は相手と楽しく会話ができるテクニックを提供します。商品の説明をすべて表示する
以下は、誰とでも10分以上会話が続く本 (ベスト新書)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
本書は、会話が苦手な人のために書かれた、会話入門書として読める。書名にある「10分以上」というのは、「会話は最初の10分で印象が決まる」という著者の持論を由来としている。かく言う私は、会話を通してのコミュニケーションに困難を感じる者だ。そこで代わりに書き言葉を上達させようと志したこともあった。が、最近になって、これではいつまでたっても、会話に慣れることも、上達することもままならない。抜本的な解決にはいたらない。そう、遅まきながら気づいた。そんなとき、心の広い、数少ない私の友がすすめてくれたのが、この一冊だった。本書は第1章〜第8章からなる。第1章第1節に、「会話が苦手な人が増えている」とあり、ここで私は少し、ほっとした。程度の差こそあれ、「会話が苦手な人」は私だけではなかったのだ。少し心が軽くなった。本書に書かれていることは、ひょっとすると、常識的・一般的なことばかりかもしれない。しかし、私にしてみると、参考としたいことが多く書かれていた。そのうち二つを紹介し、本書のレヴューに代えたい。第5章第8節に「自分の弱みをさらけ出す」とある。話が上手な人は、自分が苦手とすることや、失敗談を明るく話すことで、会話を盛り上げるのが上手です。そう言われてみると、心当たりがある。「苦手とすることや、失敗談を明るく話」せる人に、好感を抱いたことがあった。私にはない明るさを持っているのだな、と。好きになってしまいそうだった。いや、好きになってしまったのか……それはともかく。第6章第6節に「ほめることで警戒心を解く」とある。(前略)「ほめ言葉と質問」というのは、会話を盛り上げる基本です。/嫌味ではない限り、ほめ言葉をかけられて嬉しくない人はいませんから、きっと快く質問に答えてくれるでしょう。/これで緊張がほぐれて、会話がはずみやすくなるのです。私は人からほめられても素直に喜べず、かえって、余計にがちがちになってしまっていた。会話を弾ませるどころか、ちょん切ってしまっていた。相手は私の緊張をほぐしてくれようとしていたのかもしれないと知り、今さらながら申し訳ない思いがした。相手が自分をほめてくれたら、相手のこともほめなければ、失礼にあたるのだな、と知った。また、相手をほめ返すことで会話もはずむのだな、と気づいた。一読では終わらせないよう、心がけたい一冊だ。

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