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クモの奇妙な世界 その姿・行動・能力のすべて

, 馬場 友希

によって 馬場 友希
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内容紹介 「朝日新聞」書評に掲載で大反響!「投げ縄で餌を狩るクモがいる」「メスとオスのサイズ差はゾウと人ほど違う」「メスの交尾器を破壊するオスと、オスを食べるメス」「いままでアリだと思って見ていたものはクモだったのかも」……など、クモの生態のおもしろさや進化の不思議がぎゅっと詰まった一冊。老若男女問わず、楽しめます。【目次】●図説クモの体造網性(網を張る)のクモ網を張らないクモ1網を張らないクモ2クモの系統樹はじめに●第1章 クモの生き方・恋のかけひき第1節 あのクモの名は ―よく見かける身近なクモの正体第2節 オスとメスの不思議 ―圧倒的なサイズ差はなぜ生まれたのか第3節 交尾を巡る攻防 ―オスとメスの命をかけた駆け引き第4節 クモの求愛行動 ―愛のダンス、あるいは糸電話第5節 あの体色の意義 ―異様で多様な色と模様には理由がある●第2章 クモの生き方・それぞれの秘技第6節 アリの威を借るクモ ―なぜアリグモはアリに擬態するのか第7節 ガを食うクモ ―トリノフンダマシ亜科の不思議な生態第8節 他人の家に居候するクモ ―イソウロウグモの盗みの技第9節 空を飛ぶクモ ―海上にまで及ぶバルーニング第10節 水辺に生きるクモ ―水中、水際、そして冠水する棲まい第11節 柔軟なクモの網デザイン ―網を見てクモの体調を推測する第12節 クモの網の多様性 ―円網・立体網・受信網第13節 網を作らないクモたち ―クモのルーツを探る重要な存在第14節 クモの社会 ―集団で生活するクモもいる●第3章 クモの生き方・知られざる一面第15節 クモは何を食べるのか ―偏食家と健啖家と第16節 クモの天敵たち ―クモを狩る、一枚上手な捕食者たち第17節 ご当地グモ ―地理的な要因で分化していく種第18節 昼と夜、どちらのクモが先か ―それぞれのメリットとデメリット第19節 クモのギネス記録 ―サイズ、毒、寿命、餌、網、糸に関して●第4章 人間とクモが交わるところ第20節 都会暮らしも快適 ―都市と田舎にそれぞれ順応するクモ第21節 豊かさとはクモの数のこと ―クモは環境の豊かさを測る指標第22節 クモがいるだけで ―農作物のボディーガードとして第23節 田んぼとの深い関係 ―水田で見かけるクモの生態第24節 毒を持つのは誰か ―ほぼすべての無害なクモとごく一部の危険なクモ第25節 遊びと文化 ―いまも各地に残るクモの遊びや文化●第5章 さあ、クモの世界へ踏み込もう第26節 クモの体 ―基本的な構造、科の分類第27節 新種のクモを見つけよう ―日本では年に10種類以上の新種が見つかっている第28節 観察の手引き ―身近なクモの見分け方第29節 見つけたクモを判別しよう ―採取同定の基本第32節 自由研究のアイデア ―付録おわりに参考文献 内容(「BOOK」データベースより) クモの進化の過程や生活の習性を知ることで、人間というものがより深くみえてくるとさえ私は思います。 著者について ◎馬場友希(ばば・ゆうき) 農研機構農業環境変動研究センター 生物多様性研究領域 生物多様性変動ユニット 主任研究員。 1979年福岡県生まれ。2002年九州大学理学部生物学科卒業、2008年東京大学大学院農学生命科学研究科生圏システム学専攻博士課程修了。2009年、独立行政法人 農業環境技術研究所(現・農研機構農業環境変動研究センターの前身)に契約研究員として入所。2017年から現職。大学院時代はクモの生態・進化・系統に関わる基礎研究に取り組み、学位取得以降は農業生態系における捕食者の役割の解明という応用研究に取り組む。2009年日本蜘蛛学会奨励賞、2017年農業環境変動研究センター第9回農環研若手研究者奨励賞を受賞。著書に『クモハンドブック』(文一総合出版)など。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 馬場/友希 農研機構農業環境変動研究センター生物多様性研究領域生物多様性変動ユニット主任研究員。1979年福岡県生まれ。2002年九州大学理学部生物学科卒業、2008年東京大学大学院農学生命科学研究科生圏システム学専攻博士課程修了。クモの生態・進化・系統・分類に関わる基礎研究や、農業生態系における捕食者の役割の解明という応用研究に取り組む。2009年日本蜘蛛学会奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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思ったより分厚い本で驚いた。クモに関するあらゆる話が満載で、平易な文章で記述されているため、私のような初心者でも楽しんで読むことができた。ただ、冒頭にまとめてイラストは載っているものの、本文は完全に文章だけなので、クモの名前で想像できる人以外は理解が追いつかないと思う。文中にも写真やイラストをつけてもらえれば、もっといい本になったので残念です。

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